富士宮子どもBASEの療育プログラム

富士宮子どもBASEでは、毎週土曜日*に様々な療育プログラムを行っており、下記以外にも四季折々に合わせたプログラムを行います。

出来栄えよりも、興味を持ったり「やってみよう」と挑戦することを目的としています。

あそびの要素を取り入れることで、子どもたちが楽しんで取り組むことができ、その中であらゆる動作や自分以外との関わり・五感を使った経験などが、より効果的に発達を促すことにつながります。

*体育あそびは毎週金曜日午後に行います。

療育スケジュール例

体育あそび

2020年11月より開始!

静岡市の体操教室「きのいい羊達」さんによる体育あそびが始まりました!

サーキットあそびなどを取り入れて、基礎運動能力を高めます。

マットでの「でんぐり返し」が「受け身のしかた」となり、「転んだ時に自分で身を守る」練習となるなど、生活に繋げられるようなことを月ごとに取り組みます。

体育あそび

コミュニケーションゲーム

ゲームを通して安全に気持ちを表現したり、それを皆に受け止めてもらったりと安心感が生まれ、自己承認の経験を積むことができます。

コミュニケーションゲームの様子

描画

自由画を通して、普段子どもが抱えている言葉にすることが難しい心の発散や、感情の表出をします。また筆を使うことにより、機能的動作の経験もできます。

描画の様子

川とふれあう

自然の中での活動は、自然からの豊かな刺激を五感に受けるため、感性が豊かになっていく働きがあるとともに、精神的に落ち着く効果もあります。
また、自然や地域に対しての興味や関心を深めることにも繋がります。

川に入る子ども

馬とふれあう

馬は言葉こそ返しませんが、非言語的なコミュニケーションをとることができる動物です。馬が思っていることを微妙に感じ取りながら対応することで、次第に相手が思ってることを感じ取ったり、相手の思いを汲み取って行動することができるようになります。

馬のブラッシング

畑とふれあう

畑の仕事には、耕し・苗植え・水やり・間引き・草取り・収穫とたくさん仕事があります。また、畑の中でもルールがあり、<歩いてよいところ><畑を出る時の心得>などを学びながら、見る力や土に触れる感覚を磨き、食育にもつながります。

畑仕事の様子

道具にふれてみよう

不器用さの要因として、両手がうまく使えない・感覚の未発達・力のコントロールが苦手・物を見る力が弱い・身体イメージが捉えにくい...等、発達障がいの特性が考えられます。あそびの中で、のこぎりやクギ抜き、トンカチ等を楽しみながら練習します。

大工仕事の様子

おやつ作り

おやつ作りを通して子どもが楽しみながら「自分でやる」ことを学び、自己肯定感を育みます。みんなで作ったおやつのおいしさは格別。ほっこりいい時間も生まれます。

おやつ作りの様子

おとあそび

音楽の楽しさを利用して、知覚・感覚に働きかけ成長を促します。みんなでコミュニケーションを取り合ったり、役割をこなすことで、自己表現力や自己肯定感も高まります。

子ども達によるセッションの様子

買い物に行こう

100円を自分のお財布に入れて、好きなものを買います。自分で買い物ができるようになると、達成感を味わえます。自発的に硬貨の種類分けを始めたり、おつりの間違いに気づいたり、手持ちの金額であとどのくらい買えるかが分かったりと、お金についての学びが自然と深まっていきます。

買い物の様子